平成20年度「インド仏教の衰亡」
主 旨
「インド仏教の衰亡」。亡んだということばかりではなく、やはり仏教が生きている地域もあり、インドでも復興しております。さらに、現代文明の行き詰まりを仏教の思想で打開する、超克することができる。少なくとも我々日本人が挑戦する必要がある、というのが私の持論です。(保坂俊司氏)
講師プロフィール
保坂俊司
略歴 一九五六年群馬県渋川市生まれ。
早稲田大学大学院研究科東洋哲学専攻修士課程修了。
インド宗教思想専攻。
現在、麗沢大学教授、東方学院講師、早稲田大学政治経済学部非常勤講師
専攻分野 比較文明論・比較思想・宗教学
著書
『中世インド思想研究』(春秋社)1991(共著)
『シク教の教えと文化』(平河出版社)1992
『イスラームとの対話』(成文堂)2000
『インド仏教はなぜ亡んだのか-イスラム史料からの考察』(単行本)2003/05
『インド仏教はなぜ滅んだか』(北樹出版社)改訂版 2004/05
『仏教とヨーガ』(東京書籍)2004
『戒名と日本人-あの世の名前は必要か』(祥伝社新書)2006/8
『国家と宗教』(光文社新書)2006/10/17
『宗教の経済思想』(光文社新書)2006/11/16
日程 / 詳細
第39回 「インド仏教はなぜ興隆したか -インド宗教世界と仏教の位置づけ-」
平成19年10月24日(水)
第40回 「インド仏教の衰亡と宗教興亡 -インドにおける宗教の興亡-」
平成19年11月21日(水)
第41回 「仏教は何故滅びなかったのか -南、東南アジア、そして日本等の事例-」
平成19年12月5日(水)
第42回 「仏教の持つ可能性 -日本仏教の価値と21世紀世界への提言-」
平成20年1月16日(水)
時間
講義 13:30 - 15:00
質疑 15:15 - 16:00
※尚、都合により日程、演題をやむを得ず変更する場合がありますのでご了承下さい。
対象 僧侶
参加費 無料
場所 大本山相国寺2F会議室
又は、承天閣美術館2階大広間
申し込み
研修会は終了いたしました。
講義録を出版しました。
↓(2008.5.21 発刊)